FREED+ Life with New Normal

第4号
1,064円
作業時間:0.5H



- 今号のポイント -
トルクレンチ


次号の行程で、イレクターメタルジョイントを取り付けますが、こちらも標準取り付けトルクは、ユーティリティーナットと同じ「9.8N・m」力任せで車体を傷つけると取り返しがつかないですし、ロードバイク用の安価なものでいいので購入をお勧めします。

第4号 ブラケット受けの取付




・M6ボルト (ねじピッチ@1.0mm 首下30mm) ×8本
・M6ワッシャー ×8枚

・創刊号で作成したブラケット受け×8個

ユーティリティーナット取付の注意点
フリードプラスのマニュアルに書いてある、締め付けトルク9.8N・mってどのくらいの力?
si単位とか、重力加速度とか説明が長くなるので、簡単に言うと、「ねじの中心から1.0m先に1.0kgの力を加えたとき生じる回転する力の大きさ」つまり「ねじの中心から10cm先に10kgの力を加えたとき生じる回転する力の大きさ」と同じ。
短い工具では結構大きな力になんだなと、想像がつくのではないでしょうか。

取付箇所の確認

取付箇所は片側4か所。

ユーティリティナットの十字カバーを外します

ユーティリティナットの十字カバーをコインなどで左に回して外します。
取り外したカバーは、失くさないよう気を付けましょう。

ブラケット受け×8個をユーテリティナットに取り付けます

M6ボルト(6mm) ねじピッチ@1.0mm※首下30mmのねじを使用し、スプリングワッシャーをはさみ、「トルクレンチ」を使用し、前述した締め付けトルク9.8N・mの力で留めます。

ワッシャーには「戻り止め」の効果があります。

取付完了

取付が完了したら、作業も大詰めです。

今回は簡易なトルクレンチを使いました。6N・mあたりのトルクでも十分な強度が出ました。逆に、9.8N・mもトルクをかけようとすると、トルクレンチのほうが壊れそうでした(笑)