FREED+ Life with New Normal

第3号
1,146円
作業時間:3.0H



- 今号のポイント -
イレクターカッター


今回、本来の使用方法ではありませんが、木の丸棒にガイドラインを刻むのに役立ちました。

第3号 ブラケット横材をつくる




・丸棒φ28mm 910mm × 2本
 またはイレクターパイプφ28mm 1200 mm × 1本 ※(丸棒を使用しない場合)
・YAZAKI  ジョイントキャップ J-49×2個

ふと、木材で作ろうと思いました。
ブラケット部分がパイプとメタルジョイントだけで構成されると、メカメカで無機質な感じになるので、ブラケット横材に丸棒が使えるんじゃないかと思いホームセンターに向かいますと、ありました!φ28mmの丸棒!

喜びも束の間、実は、イレクターパイプの実径は27.5mm程度。この僅か0.5mmのおかげで、ジョイントが閉じなかったり、キャップがはまらなかったり、次々に問題が発生。表面樹脂のいい具合の弾力も木材にはなく、削ったり磨いたり、部分的に彫り込んだり、加工にかなり手間と時間がかかりました。

φ27mmの丸棒が手に入るようでしたら、そちらを使った方が、無加工で作れるんじゃないかと思います。

標準のインテリアパネルの木目が嫌で、ピアノブラック調パネルに交換した人が、ここで素材に木を選ぶなんて・・・(苦笑)

簡単に作りたい人はイレクターパイプで作るのを「強く」お勧めします。

533mmの丸棒を彫刻刀で削る

丸棒を533 mmの長さに切断します。メタルジョイントがとりつく周辺を彫刻刀を使って削ります。ガイドライン(削るところとそうでないところの境界線)はイレクターカッターで刻むといいでしょう。
軸方向は平刀、円周方向は三角刀を使うといいでしょう。
削っては、メタルジョイントを付けて外して、また削って、また付けて、削って、ちょうどいいところまでその繰り返しです。

メタルジョイントを付けてくるくる回してみて、傷や汚れがついたところを削るのがポイントです。

この作業だけはうまく説明ができません。すみません。
削った後はやすりがけし、塗装する場合はこのタイミングで行うといいでしょう。

一端にJ-49ジョイントキャップを取付けて完成です。

一方の端部(14mm削った側)にJ-49ジョイントキャップを取付けます。
内径に嵌りさえすれば、プラスチックハンマーを用い叩きこむと簡単です。特に接着も必要ないでしょう。

※イレクターパイプ使用の場合は、サンアロー接着液を使って正しく接着しましょう。

ブラケット横材の完成です。
左右作ります。頑張ってください。